人生はやり直せる

人生はやり直せる

 

自分自身、20代前半で社会人としていったん死にました。

通勤電車の椅子から立ち上がることができませんでした。

しかし振り返ってみると

立ち上がることができなかったということが

今の穏やかな生活につながっています。

一つ一つの出来事だけ取り上げれば、

とても耐えることができない

消え失せてほしいと思うことがたくさんありました

 

そうであったとしても、

現実として

それらの出来事が糧となり今の自分を作っています

どんなにつらい過去であったとしても

無駄なことなんて一つもない

俯瞰してより抽象的に人生をみれば

必要でないものなんか一つもない

今幸せに生きているというのが証明です

過去に挫折を味わったからこそ

今の自分があるんです

ひょっとしたら

普段通り

勇気を振り絞って

会社に行っていたら

どうなっていただろうと

ふと考えることがあります

おそらく、それはそれで違う世界が待っていたでしょう

答えはないんです

今の自分であることに後悔はありません

あの時こうしていたらこうだったのに・・・

というような悔恨の思いもありません

現状に満足しているわけではありませんが

今の自分であることに

自分に対してありがとうと言いたい

社会人として一度死にました

それが今を作ってくれている

立てなかった当時の自分に感謝をしたい

本当にありがとう

悩んだこともあるだろう

ふがいなさもあっただろう

我をうしなっていただろう

笑顔を失っていただろう

思考が停止していただろう

食べ物がのどを通らなかっただろう

泣き明かしただろう

そんな当時の自分に心からありがとうと言いたい

当時の自分がいたからこそ今の自分がある

選択は間違っていなかった

自分で選んだことに後悔はしない